今回は、
「Facebook広告アカウント停止・凍結原因の注意点と事例から見る対策」
について解説していきます。
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目次
Facebook 広告の審査水準が厳しくなっている
こんにちは。紙直樹です。
「Facebook広告アカウント停止・凍結原因の注意点と事例から見る対策」
について解説していきますが、
まず、
Facebook 広告のアカウント停止および凍結
どちらも意味は同じです。
軽いものであれば一部利用制限、
重いものだと全ての権限が停止、
場合によっては復活はできないということになります。
では、
どういう事をするとアカウント停止凍結するのか
どうやって防げばいいのか
というところをお話ししていきます。
情報発信をやってる方の中には
物販で自分の商品を持っていて
それを促進するために広告を使う
という方も多いと思います。
弊社でも2年ほど前に、
美容商品をアフィリエイト通販で
販売していたことがありましたが、
その時に Facebook 広告を有効に使っていました。
ですが最近、
Facebook 広告の審査やアカウント停止凍結水準が厳しくなっている
と言われています。
プラットフォームというのは、
物販もそうですし全般的にいえることですが、
成長過渡期にある時は広く受け入れてくれますが
ある程度そのプラットフォームの広告が波に乗ってくると水準が厳しくなってくるというのものです。
紙直樹のFacebook 広告運用の情報の信憑性
ではどのように運用していけばいいのか?
というところなんですが、
まずは情報の信憑性として、
僕の言っていることがどの程度信頼できるのかを提示していきます。
数年前から現在に至るまで
様々なサービスの顧客リスト取得、
あるいは広告から直接販売するために
Facebook広告を運用してきました。
具体的には、
主にコンサルや教材、セミナー等の販売、
先ほども述べた美容商品のアフィリエイト、
恋愛系の商品販売をしていたこともあります。
広告費用の過去累計は、
ざっと上位6個を見てみても
過去3年間ほどで2200万円くらいを使っていることになります。
これは、
主にコンサル(今はあまりコンサルはやっていませんが)や
セミナーのために使っている顧客リストの広告アカウントです。
これだけで2200万円です。
これに美容のなどをあわせるとおそらく
Facebook広告に3~4000万円くらいは使っていると思います。
ここまでFacebook広告に課金してる人もあまりいないと思うので(笑)
まあもちろん上には上がいるのでもっとやっている人もいるんでしょうけど・・・
とにかく、
Facebook広告だけで2万くらいの顧客リストは取得しています。
たくさんテストしてきて
いろんな事例が積み重なっていますので、
ある程度の信頼性はあるのではないかなと思っております。
Facebook広告の審査対象となる部分はどこなのか
では本題です。まずは、
Facebook広告の審査対象となる部分はどこなのか?
というところなんですけど、
基本全てです。
ただ、区分けしていくと、
広告とはこのようになっています。
これは過去の僕の広告を出してきたものですが、
- 詳細説明文
- 画像
- タイトル
- リンク先
主に、このような区分になっています。
ちなみに広告だからといって、
このFacebook上に出ているものだけが審査されるわけではなくて、
飛び先がどうなっているのかというところも含めて審査の対象になります。
ここには書いてありませんが、
この広告を見た方からのリアクションマークも審査対象となってきます。
「いいね!」やハートマークを押している方もいますし、
広告の内容に対して、
中には「ふざけるな」というお叱りもあるわけで、そういう人から怒りマークのリアクションを受ける事もあるわけです。
また、
右下にコメント・シェアの件数も書いてありますが、
これも同じく
批判的だったりネガティブなコメントが多いとやはり審査対象となります。
とはいえ、
主に見られるのは、
- 詳細説明文
- 画像
- タイトル
- リンク先
という風に覚えておいてくださいね。
分かりやすい禁止項目
では具体的に何をしたらまずいのか?
色々な広告の使い方がありますが、
基本的には僕のように
「顧客リストを集めることを主たる目的として使う」
という前提にお話ししていきます
わかりやすい=言うまでもないよね
ということです。
違法なもの、差別的なこと、タバコ、薬物、危険な栄養補助食品などはダメと書いてまりますが、これは誰でも分かりますよね。
武器・弾薬・爆発物、偽造文章・人体の一部販売、第三者の権利侵害(著作権侵害)ももちろんNGです。
画像などに明らかに著作物侵害なものを使用してはいけません。
画像だけでなく文章もコピペは基本ダメですし、
そして、
機能しないランディングページもダメです。
要はリンク先がエラーになっていたり、
例えば、
「稼げる人稼げない人の違い」という広告タイトルなのにリンク先がエロいページに飛んだり、
利用者(広告を見た人)から見て、
広告と飛び先がかけ離れすぎているものも機能しないランディングページとみなされます。
注意が必要な項目
次は「注意が必要な項目」です。
成人向けのコンテンツがNGなのは分かると思いますが、
自分の思う成人向けとFacebookが定める成人向けというのが違う
という点をきちんと抑えておかないといけません。
例えば以下の3つの画像も、
これくらいなら普通に使っちゃいそうな画像じゃないですか?
このあたりで多くの人が引っかかりがちです。
でも、日本人の思う
「成人向けコンテンツ」は世界基準ではハードルが高いです。
Facebookの審査部は基本的に海外なんです。
僕も一時期、
Facebookの社員の方からサポートを受けていたことがあるんですが
(一定金額以上やるとサポートがつく)
その方は日本人でしたが電話はいつもシンガポールでしたし、基本的に海外基準の審査をしている人が多いです。
前に輸出の講座でも話しましたが、
日本のエロレベルは世界からすると水準が高いので、
日本人的には「いやいやこんなの別に成人向けじゃないじゃん」って思っていても、このくらいの画像を用いると、成人向けとしてみなされる場合があるので要注意です。
稼ぐ系などではあまりないかもしれませんが、
例えば場合によっては「きれいな女の人の画像を使いたい」なんてこともあるかと思います。
そんな時に、上記のような描写があるとはじかれることもあるかもしれないので気を付けましょう。
個人を断定するような言い回し
そして次に、すごく線引きが難しいのですが、
「個人的特定を断定する暗示をするコンテンツを含めてはいけません」とあります。
「何?」ってかんじなんですけど、これは見ても結構難しいです。
例えば
「独身の黒人を今すぐ見つけよう」がOKで
「近くに住む黒人男性と出会う」はNG
「近くに住む仏教徒をお探しですか」はOK
「他の仏教徒と出会う」はNG
「ティーン向けのサービス」OK
「18歳から24歳の自動車保険」NG
「ゲイダンスクラブ」OK
「あなたはゲイですか」NG
非常に難しいですね、、、
要するに個人を断定するような言い回しはダメということなんです。
名前を用いたり、明らかに個人が特定できるもの
あるいは「他の〇〇」のような言い回しは、
逆にいうと「他じゃないもの」という個人の断定に当たる、とみなされるわけです。
文法と汚い言葉
画像の中指を立てているような俗っぽい表現、汚い言葉、句読点や絵文字がいやに多いようなものもNGです。
例えば、過度に目立たせようとして絵文字や記号の羅列をする人がたまにいますが、そのような表現は避けるべきでしょう。
個人の健康
「個人の健康」これは多いです。
特に美容系がやりがちなので気を付けましょう。
要は、
ビフォーアフターや効果を示唆するような画像は使ってはいけませんということです。
これはお金稼ぐ系も同じで、例えば
左に貧乏な人の写真
右にお金にかこまれた大金持ちの人の写真
一枚絵だとしても、あり得ない結果を含む画像を掲載した場合はNGです。
マルチ商法
マルチ商法も注意が必要な項目です。
「いますぐ高収入!」のような文言も、稼ぐ系では使いがちですがこれもNGです。
ここまでは、
捉え方は人によって違うからFacebookの示す線引きでやってくださいね
というものでした。
次はその他の項目について説明します。
低品質または邪魔なコンテンツ
Facebook広告には品質スコアというものがあります。
品質スコアとは、
ターゲットに対してその広告がちゃんとフィットするものなのかどうか
広告から飛んだ先があまりにも乖離してないかどうか
1~10の10段階評価で表したものです。
これは、10か9取れて当たり前のものです。
品質スコアが低くなってきたらまずいです。
6を切ったりするともうかなりヤバい広告です。
基本的にはきちんとやっていれば10になるはずですが
どうやったら良い評価が出るの?というクリエイティブ的な事についてはまた別の講義でお話しします。
自動アニメーション
自動アニメーションとは、いわゆる動画広告の事です。
そこが、何もしてないのに勝手に再生されたり、使用者が意図していないのに勝手に動くのはNGとなっています。
審査通過したタイトルの事例
1,2年前くらいに出した広告の事例です。
全てOKだったタイトルをご紹介します。
いろいろありますが、
「最新全自動手法に業界大歓喜」
「年収2000万円越えの30代が口々に語る共通店がすごい」
この辺りは、もしかしたら今だと怪しいかなという気もしますね。
これはダイエット系で、今だとヤバそうなものが多いですね。
ダイエット系や稼ぐ系は、
メリットで推そうとするとキャッチーな事を書かないとクリックしてもらえないので、どうしても危ない線になりがちです。
この当時はOKでしたが、
ここまでやるとちょっと危ないかもという例としてご紹介しました。
役立つ内容であることが大切
Facebook広告の使い方として、
飛び先が自分のメルマガ登録のLP
↓
LPに「稼げる」「痩せる」「何十万稼いだ」のような文言が入ってる
この流れがよくあるパターンですが、
それをやろうとすると広告自体もどうしても切れ味の強すぎるコピーになりがちです。
そうすると広告審査に落ちやすくなったり、アカウント停止にもなりかねないので、
過激なコピーに走らず、
役立つ内容を広告として出すことがまず何より大切です。
僕がやっている以下の広告を例にします。
仕事ができる人できない人の明確な違い
(稼げる人稼げない人の明確な違い)
仕事ができる人できない人の明確な違いを5つくらい出す
↓
仕事がデキる人及びちゃんと必要とされて稼げる人になりたいのであれば
↓
僕のメルマガに登録するとこんな情報も流れますよ!
このような流れで誘導します。
まず役立つという事を推していかないと絶対的に見てもらえません。
(実績がある著書があるなどブランディングがしっかりしてる人は別です)
ちゃんと役立つものをちゃんとお届け
↓
記事をちゃんと見てもらう
↓
ああ役に立ったな
この人のメルマガだったら見てもいいかな
このような流れで広告運用していくのが理想的です。
おわりに
Facebook広告の禁止項目はニュアンス的なところが多く正直曖昧な部分もあります。
とはいえ、
明らかに引っかかるようなものは絶対に出さないようにして
賢くFacebook広告を運用していきましょう!
尚、こちらの講義の補足の記事もありますので、あわせてご確認頂けましたらと思います。
→【補足】Facebook広告アカウント停止・凍結原因の注意点と事例から見る対策
今回はアカウント停止を防ぐための守りの部分に関する内容のお話をしました。
Facebookの広告ポリシーを守ったはいいけど、
全然結果が出ない!
どうやっていったらいいのか?
というところはまた別の講義でお話しします。
今回は以上となります。
ありがとうございました!
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