経営関連

日本の在宅勤務が定着しにくい理由

紙です!

 

 

先週は金曜日がアメリカの独立記念日で
米国株式市場が休場だったから
3日間もそっちはいじれず、
もううずうずしてます。

 

明日から月曜日。
ある程度連動してるとはいえ、
日経平均は多少持ち直して
ダウはかなり上昇が厳しいと
踏んでたんですが真逆><

 

この前も言いましたが国民性は
かなりありますね。

日本は感染者が増加すると
かなり慎重に買え控えるのに対して、
アメリカはちょっとでも金融緩和的な
好材料があると上昇気配を見せる。

 

先週は雇用統計もあったし、
トランプ氏も大統領選を前に
盛り上げ方尋常じゃないので
その辺もあったように思うし、
この辺も面白くて、

やっぱ日本の安倍さんとかは
ネガティブなニュースを取り上げ改善を述べますが、
アメリカだとちょっとでも好転したことを
取り上げ「GREAT!!!!!!」と盛り上げまくります。笑

 

「いやいや、先週コロナ感染者
過去最多更新中でかなりひどいことに
なってますが!?」

とか思っちゃうんですけどね。笑

 

 

「文化」ってすごい。

で、文化つながりでタイトルの話題に
なっていくわけですが、

 

今日の日経で一面を飾ってましたが、
日本の在宅勤務者が緊急事態宣言明けてから
結局かなり減ってしまい、

4月には21.9%の在宅勤務者の増加が
あったけど、6月には12.9%まで減ってるそう。

 

イギリスとかだと44%の約半分は在宅勤務。

 

これって実は「在宅云々」だけの問題じゃなくて
相当根深い話のように思ってます。

 

別にニュースダイジェストを
したいわけじゃなくて
あなたにとっても今後の生き方を左右する部分。

話を戻して、
なぜ在宅勤務が定着しないのか、
それは「職務や責任が曖昧だから」です。

 

欧米はいわゆる「ジョブ型雇用」。

 

個々に数字や責任が明確化されており、
極端に言えば、

「それが完了できるなら1時間だけ働いてもいいし、
できないならいくら時間使っても給与カット」

という話。

 

「じゃあジョブ型にすればいいじゃん」

 

というシンプルな話ではあるんですが、
では、実際に会社員の方に想像して欲しいのですが、
明日出社したら

「君はこの数字まで辿り着かなかった場合は
給与50%カットね。逆に達成するなら会社来なくても
いいし、月に1時間勤務でもいいよ。さあ業務開始だ!」

と言われたら日本人の95%は

「そんなの無理です!指示をください!」

となるでしょうね。

 

悪く言っちゃえば、
日本人は大半「指示待ち」なんです。

 

これが他国に比べて生産性を下げ、
もっと目先の話をすると、
個人の収益が上がらないことにつながります。

 

物販、情報発信、投資、
色々なスクールやコミュニティがありますが、
ま〜基本的にみんな「指示待ち」です。

 

「みんな在宅勤務、自由な働き方」を希望しますが、
それにはまず「ジョブ型で全うする」という義務を
果たす必要があり、

「会社やお金に縛られず自由な生活を」と夢見ますが、
それにはまず「指示待ちをやめる」という習慣を
つけなければいけません。

 

では僕の経験を振り返ってみると、
やはり大企業時代(20代)は見事なまでの指示待ち人間。

 

まあ当時は今みたいにランサーズとかもなかったし、
「フリーランス」って概念がほとんどなかったのも
ありますけどね。

 

そして、29歳でベンチャーに入り、

元amazonの超絶仕事できる直属の上司に
思う存分「課題」を与えられ、そして「放置」され、
だいたい半年くらい悩みに悩んで改善していった
感じがありますね。

 

ただ、その間、その上司を「分からず屋」と
非難するのではなく、
常に「自分で考えないと」と必死に
もがき続けた半年が生んだ習慣だったように思います。

 

ちょっと話が長くなりましたが、
言いたいことは「日本の在宅勤務が定着しにくい」
というニュースをお届けしたいわけじゃなく、
そういう文化からの脱却。

このメルマガ読んでる方は特に
「自由な人生を」と望んでる人が多いと思うので、
それにはまずこれ。

 

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「みんな在宅勤務、自由な働き方」を希望しますが、
それにはまず「ジョブ型で全うする」という義務を
果たす必要があり、

「会社やお金に縛られず自由な生活を」と夢見ますが、
それにはまず「指示待ちをやめる」という習慣を
つけなければいけません。

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これが大事である、
そしてそれは意識して習慣化を
する必要がある。

まずここを突破しないことには
何もできないことを理解しましょう。

逆にその辺をしっかり理解して
行動するだけで相当変わってきますよ^^

 



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